午後は、まず二条城を訪れました。歴代将軍の居城であり、世界遺産にも登録されている二条城を歩きながら、生徒たちは江戸幕府の歴史的意義や大政奉還の舞台となった重みを肌で感じていました。続いて金閣寺では、黄金に輝く建築美と庭園の調和に見入り、「日本の美意識の高さを実感した」という声も聞かれました。さらに嵐山では、渡月橋を中心とした景観を散策し、秋の訪れを感じながら自然と歴史の融合に触れることができました。
夕刻にはレストランで夕食をとり、看護師の紹介を受けて体調管理への意識を新たにしました。その後、宿舎に到着し、各部屋で荷物整理を終えて落ち着いた時間を過ごしました。
初日から全員が規律を守り、班やクラスで協力しながら行動する姿が見られました。参加した生徒179名は皆元気に一日を終え、修学旅行の良きスタートを切ることができました。