光南高校の生徒4名が、福島県高等学校PTA連合会健全育成委員会から、人のために良い行いをした高校生を讃える「善行賞」をいただきました。
女子生徒3名が、自転車で転んだ体調不良の女性に声をかけ、肩を支えて荷物を持ち、自転車を押してご自宅まで寄り添ったそうです。また、男子生徒は、小学生が自転車で転んで泣いていたので、小学校に電話をかけて先生が到着するまで、すりむいたところを絆創膏で手当てしながら寄り添ったそうです。
これらの行いは、本人たちからの申し出ではなく、お礼のお電話が学校にかかってきて分かりました。何人かに話を聞いてみると、本人たちはいたって普通のことをした様子でした。
善行賞ではありませんが、月曜の朝の出勤途中、とても幼い子どもがたった一人で迷子のように道路をさまよっていたのを見つけた本校職員は、車から降りて抱きかかえて近くのご自宅まで送ったそうです。
忙しい現代社会の中にあっても、人として何が大切なのかを改めて考えさせられる出来事でした。

2月7日5時間目、本校理科実験室Bにおいて、2年次生の課題研究プレ発表会が行われました。
1月より、次年度から本格的に始まる課題研究に向け、そのテーマ設定や事前調査を行って来ました。本授業では、これまでに調べたことや仮説、今後の研究の方針を、各生徒がパワーポイントにまとめ、発表しました。
各生徒とも、身近な疑問や、各自の興味関心に応じたテーマ、仮説を設定しており、それらをわかりやすくまとめ、堂々と発表しておりました。
なお、今回の発表会にあたり、国立那須甲子少年自然の家の先生方、本校校長、教頭、更には自宅学習期間に入った3年生にも、生徒へ助言等を頂きました。ありがとうございました。

3年次「保育ピアノ」の授業で、テクノホールにて、オリジナル音楽劇「楽しいようちえん〜夢ってなあに」を上演しました。
振り付けやシナリオに合った演出を、生徒自らが考え、舞台を創り上げていく経験を通して、人前で表現することへの恥じらい等、様々な壁を乗り越えて、表現力や協調性を養うことができました。
保育ピアノは、1・2年次のピアノの授業で学んだことを生かして、保育現場で必要となる実践力を身につけることを目的としています。
音楽科2名の教員のもとで、歌唱やピアノ、弾き歌い、楽典等を、毎時間楽しく学んでいます。
来年度入学生より、さらにパワーアップし、1年次から3年次まで、保育に特化した音楽をじっくりと学ぶことができる、保育音楽A・B・Cという科目が誕生します!
保育関係に興味のある方は、ぜひ一緒に楽しく学んでみませんか?




1月24日(金)に一般社団法人未来の準備室の青砥和希氏を講師にお招きして、2年次情報ビジネス系列講義を行いました。青砥氏は白河市と連携して「コミュニティ・カフェEMANON」を運営し、様々な高校生活動を支援しており、光南高校生もその活動を携わっています。講義後、サポートとして来られた茨城町地域おこし協力隊の近藤弘志氏とともに校長室を訪ねられ、高校教育について互いに情報共有しました。

令和2年1月17日、安達東高等学校におきまして、県総合学科研究発表会が行われました。
本校からは、展示発表部門でテクノアート音楽系列、文理進学系列理系の2部門、口頭発表部門で福祉介護系列が出場しました。
展示部門のテクノアート音楽系列は「最優秀賞」、文理進学系列は「優秀賞」を受賞しました。
口頭部門においても、福祉介護系列が「優秀賞」を受賞しました。
結果の詳細は以下の通りです。
・口頭発表部門
最優秀賞 ふたば未来学園高等学校 「双葉郡のイメチェン」
・展示発表部門
最優秀賞 光南高等学校 「矢吹町におけるアウトリーチ活動」
優秀賞 相馬東高等学校 「あったらいいなを現実に」
優秀賞 光南高等学校 「谷津田川の水質と時期による水生昆虫の変化」




12月23日(月)に行ったICT活用研修の実践として、1月15日(水)に英語科担当が、タブレットを活用した授業の公開を行いました。
効果的な活用について、さらに研修を進めて参ります。



光南高校では、生徒が自ら課題を見つけて研究し、解決等に導く課題研究の授業を行っており、今年度の2学年文理進学系列の生徒たちは、国立那須甲子青少年自然の家と連携して課題研究を行うこととしました。1月10日(金)に本校で第1回目となる授業を行い、生徒たちは自然の家の所員の方とともに地域の課題の洗い出しなどを行いました。なお、この取組は、独立行政法人国立青少年教育振興機構が次年度から本格的にスタートする「探究アワード」の一環として光南高校と連携して行うもので、地域の課題解決につながる素晴らしい研究となることを期待しています。


