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タグ:震災と復興を未来へとつむぐ高校生語り部事業

「高校生語り部事業」の成果を課題研究発表会で披露しました!

 12月14日(火)の「課題研究発表会」で、「高校生語り部事業」に参加した生徒たちが発表を行いました。

 発表したのは課題研究グループ(社会)の生徒3名で、「矢吹町活性化計画」をテーマに矢吹町の歴史や羽鳥疎水について調査し、その内容を伝える啓発動画を作成しました。震災関連学習の講話等を通して地域課題の解決をしようとする生徒たちの意欲が高まり、今回のテーマ設定・動画作成に繋がりました。

 「高校生語り部事業」に参加した生徒たちは、課題研究に対する思いを深め、福島の復興について自分の考えを持ち、自分の言葉で語ることができるようになっていきました。

関西地方の大学生によるオンライン講話を行いました!

 11月24日(水)に3年生の総合的な探究の時間(課題研究)において、白河市出身で関西地方の大学に通う学生の方を講師に、Zoomを活用したオンライン講話を行いました。この取組は、県教委の「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の震災関連学習の一環として行い、語り部や復興に尽力された方などの話を聞き、震災や復興に関する高校生の地域課題探究学習に活かすことを目的にしています。

 講師の先生から「福島の復興に向けて取り組んできたこと」や「取り組んできたことがどのように現在に繋がっているか」についての話を伺い、「県外に出ると福島県のことはいろいろと聞かれるので、自分の言葉で福島について、地域について話せることが大事」と熱いメッセージをいただきました。

 生徒たちは、自分と同じ地域・年代の方の復興に向けた取組に非常に感銘を受け、同じ福島県民として地域のために取り組むことの意義や自分たちができることは何かについて、思いを新たにしていました。

《生徒の感想》

「講師の先生の話を聞いて、私も課題研究に取り組み、進学後に地域活動する時この経験を活かせたらと思いました。課題研究を通して、実践力やコミュニケーション能力などを身に付け、自分の成長につなげられるように頑張ります。」

「調べたことや経験したことを、地域社会や自分の将来に繋げることができていて凄いと思った。地域社会とどのように繋げられるかを考えて、レポートをまとめられたらと思います。」

「自分たちと同じ高校生の時に行ったことなので、行動力が凄いと思いました。」