11月13日(金)に国の秋季火災予防運動に合わせて、感染症対策を万全に行いながら、秋の避難訓練を実施しました。今回は、地震からの火災発生を想定した訓練とし、生徒たちはマスクを付けて無言で密にならないようにしてグランドに避難しました。防災教育の観点から、校長による講評後に自衛隊白河地域事務所の鈴木所長から防災講話をいただきました。また、放課後には南極観測船が運んできた「南極の氷」を中庭に展示し、生徒たちは消毒した手で興味深そうに貴重な氷を触っていました。
10月26日(月)に家庭科の研究授業を行いました。光南高校では、指導力向上を図るために教員研修に力を入れており、今回はアクティブ・ラーニングによる「フードデザイン」の研究授業です。普段は調理実習を行っているのですが、11月からの朝食摂取週間に合わせて、食事の重要性を広く広報することを目的に「食育新聞」づくりを行いました。
ICTを活用して作業手順を分かり易く説明するとともに、図書館の書籍などを資料として準備し、生徒たちはペアワークにより自分たちの興味ある内容を見出しにして、グループごとに新聞を作りました。朝食の重要性やビタミン摂取、旬の食べ物や魚介類などをテーマに新聞を作成し、最後に互いに発表し合い、相互評価を行いました。できあがった新聞は後日校内に掲示し、光南生の食育推進に役立てる予定です。光南高校では引き続き、授業力の向上に向け、研修を続けてまいります。
10月20日(火)・22日(木)の2日間、家庭系列の授業「子どもの発達と保育」の選択生徒26名が、感染症対策を万全に行い、矢吹町内の保育園で後期の保育園実習に参加しました。参加生徒のほとんどが将来保育士を目指しており、目的をもってお遊びやお話など園児と一緒に活動し、現場の保育士の方からお褒めの言葉をいただきました。生徒からは「とても勉強になった」「楽しかった」などの前向きが感想が聞かれ、将来の職業に対する意識が高まったようです。是非、理想とする保育士になれるよう、理想とする子育てができるよう、更に頑張ってほしいと思います。
光南高校では、総合学科の特色ある教育活動として課題研究を行っており、家庭系列の生徒が地域で活躍する栄養士を目指して、この度、栄養士の方が考案した学校給食(若竹信田煮、もやしの香味和え、豚汁)を再現してみました。
生徒は、給食センターで働く栄養士の方に直接ヒアリングを行い、学校で提供されている給食のレシピを教えていただき、実際に調理してみました。成長期の子どもたちに必要な栄養価や調理師の方の作業時間など、様々な観点で分析し、味付けについても子どもたちに受け入れられるものか、実際の給食のように本校校長による検食も行いました。今後の更なる調査研究を期待しています。
光南高校では、総合学科の特色ある教育活動として課題研究を行っており、この度、文理進学系列の生徒が地域活性化の一助となるよう地元の町内企業の方を対象に簿記講習会を実施しています。講習会は、課題研究の授業のある毎週水曜日にZoomを使って全15回の予定で行っています。
生徒は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校中に、教員からオンラインで勉強を教えてもらったことにヒントを得て、この取組を始めました。10月21日に第2回目の講座を行い、オンラインによる慣れない指導の中、突然の通信障害などもありますが、受講者の方の協力を得ながら取り組んでいます。受講された方とともに生徒のスキルアップも図られ、少しでも地域のお役に立てればと思っています。
10月13日(火)・14日(水)の2日間、新型コロナウイルス対策を行いながら1年次職場体験を計画し、1日目が終了しました。コロナ禍でありながら引き受けてくださった企業の方々、送迎をしてくださった保護者の皆様に感謝致します。
生徒達は緊張しながらも職員の方の話に耳を傾け、一生懸命取り組んでいる姿が見られました。この体験を通して働くことの意義や楽しさ、社会に出るためのマナーなどを学び、より一層成長することを期待しています。明日も対策を万全にして取り組みます。明日も頑張ろう!
部活動